海上渡御

神霊を載せた船が海上を移動する神事。七月二十七日の昼、山上の社殿から港を経由して対岸の仮殿へとおさめられた神輿は、翌二十八日早朝より町内をくまなく巡幸し、その夜ふたたび海上を渡って社殿へと還御します。飾り付けされた小早船、勇壮な櫂伝馬、囃子船などが隊列を組み航行する様は「貴船まつりの華」とされます。